マンションリフォームの基礎知識

マンションリフォームの基礎知識

マンションリフォームに関連した用語や必要な知識をやさしく解説しています。

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1.専有部分と共有部分・・・

マンションには戸建て住宅とは違い特有のルールがあります。
専有部分、共有部分という考え方で、
お部屋の中は専有部分になります。

 

外壁やサッシ、玄関ドアなどは共有部分になり、
マンション所有者全員の共有物と言う事になります。

 

サッシ、玄関ドア、外壁は共有部分なので勝手に交換するとか、
穴を開けると言った事は出来ません。
但し、ドアの内側の塗装は大丈夫な場合が多いようです。

 

床を直す場合にも注意が必要で、多くのマンションで床に関しての防音規定があるようです。

 

「詳しい床の防音規定はこちら・・・」

 

 

 

 

 

 


2.管理組合への申請・・・

上記の事を確認する上で、リフォームを行う場合には工事内容を詳しく記入して
管理組合に工事申請を行います。
管理組合では規程に添っているかどうかを確認して許可を出します。
当然ながら着工はそれ以降になります。

 

 

 

 

 

3.お住まいの寿命・・・

お住まいの設備機器や内装、造作部材などには一定の寿命があります。

 

例えばキッチンは、キッチン本体・レンジフード・ガスコンロ・水栓等
の部材で構成されています。

 

その寿命はキッチン本体は約30年、レンジフードは約20年、
ガスコンロは約10年、水栓は約10年と言ったように各々に差があります。
当然ですが寿命が来ると交換が必要になります。

 

内装や建具なども寿命があります。
使い方や使用素材などで差はありますが、概ね30年で寿命と
考えていただけばよいと思います。

 

上記の事から分かる様に、お住まいは新築から30年経つと
主要部分が寿命を迎え、これから更に30年間使用するために、
改めて新築に近い状態にする再生リフォームが必要があります。

 

 

上記に係わる概算金額など、詳しくはマンション維持管理年表をご覧下さい。

「マンション維持管理年表はこちら・・・」

5.水廻りの位置変更は要注意・・・

トイレの位置やキッチンの位置を変更すると言うような
水廻りの位置変更は原理的に難しい場合が多いです。

 

一番の問題は排水管で、勾配が取れるかと言う事です。
最低でも1mにつき1pの勾配が必要なため、
5m移動すると5p床を高くする必要が出て来ます。

 

又、キッチンでは排気ダクトの延長が必要になり、
延長した分だけ天井に梁型が出来てしまいます。

 

上記の他にも水廻りの位置変更は色々な問題が出て来ます。
致命的な事にならないためにも、設備に詳しい専門家の意見を
良く確認して無理な計画にならないように注意して下さい。


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